年代が高くなるほどに日本ワインの経験がアップするという面白い記事を見ました。
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70代は約半数が年に3回以上、日本ワインを飲む
「最近1年間に、日本ワインを飲んだことがありますか?」という質問に対し、「3回以上ある」と答える割合が、以下の通り年代が高いほどに上がる傾向が出たそうです。
20代 | 男性 30.6% / 女性 25.2% |
---|---|
30代 | 男性 33.7% / 女性 27.7% |
40代 | 男性 30.8% / 女性 30.9% |
50代 | 男性 34.7% / 女性 35.5% |
60代 | 男性 42.5% / 女性 41.2% |
70代 | 男性 49.6% / 女性 49.0% |
参考リンク:(日本ワイン、約7割が直近1年間に飲む 年代上がるにつれ増加 メルシャン調査)
データ自体はキリングループのWebサービス内でアンケートを取っていることから、回答者はお酒を好きな傾向が高いこともあります。またワインに限らず年代が高くなるに連れて飲酒率は高い傾向にあるので、この40%以上という数値はちょっと大げさかと思いますが、日本ワインが高齢層の方にもしっかり飲まれているというのは嬉しいですね。
ちなみに1〜2回でも日本ワインを飲んだことがある人を含めると、70代男性では80.7%、70代女性では82.3%を占めるそうです。70代の方、日本ワイン大好きすぎますね。
ワインブームを経験した影響は大きい
調べてみると、日本のワインブームは1964年の東京オリンピックをきっかけに第1次ワインブームが起きたようです。第2次ワインブーム、第3次ワインブームと時を重ね、1990年頃には日本にボジョレーヌーボーが上陸し、国内のワイン消費量が大きく増えたと言われています。
そんなブームとなったのは約30年前。当時20~40歳であった方達が2019年現在では50~70歳になっているのですから、年代の高い方にとってワインが馴染み深いのにはそういったワインブームの背景があるのでしょうね。
日本ワインの魅力は「安心・安全」?
こちらも記事から抜粋した情報を表にまとめました。
日本ワインの魅力は?(複数回答)
安心安全な感じ | 64.4% |
---|---|
親しみを感じる | 46.2% |
産地を応援できる | 40.0% |
飲みやすい | 36.7% |
美味しい | 33.9% |
普段の食事に合う | 33.2% |
生産者・産地イメージがわく | 30.8% |
高級感がある | 9.4% |
優美/繊細な味わい | 8.4% |
野菜やお肉などの食料品を選ぶときには筆者もできるだけ国産を選びますし、「安心安全な感じ」というのは分かります。特に海外のワイナリーを否定的に見ている訳ではないでしょうし、なんとなく国産に安心・安全の印象を持っているということなのでしょうね。
気になったのは「美味しい」を選んだ人が33.9%という所です。この数値、もうちょっと高くなって欲しいですよね。もちろん「親しみ」なども大事ではありますが、美味しいものを飲めた方が幸せですからね!
筆者が飲んで美味しかった日本ワイン
筆者は日本に限らずワインが好きですが、日本ワインの中だと以下のワインが好きです。
北条ワイン 砂丘
日本ワインでありながら、しっかりとしたボディを感じ、飲みごたえのあるワインです。
都農ワイナリー キャンベルアーリー
都農ワイン キャンベルアーリー ロゼ [2017] 750ml※12本まで1個口で発送可能
キャンベルアーリー種の独特の甘みが個人的に好きです。本場のワインを飲み慣れている方にとっては甘すぎて違和感を感じてしまう方もいるかと思いますが、ワインを飲み慣れない方に取ってはこの甘さ、喜ばれるのではないかなと思います。
もちろん飲んだことのないワインもまだまだ多く、これから好きなワインは変わっていくと思いますので随時そんな日本ワインについても記事を書いていければと思います。